お庭を駐車場にするリフォームの内容と値段とは
駐車場を作るために必要な費用
車を2台停められるようにするリフォームの平均的な金額は、60万円から150万円程度になります。値段が大きく変わる要因は広さです。
駐車場を作る時、一般住宅ではコンクリートを使用することが多くなります。コンクリートの代金は1立方メートルで2万円から4万円程度ですから、施工する広さが広くなるほど値段に大きな差が生まれます。
庭に駐車場を作る場合
庭に駐車場を作る場合、今ある庭にコンクリートを敷けばよいという簡単な工事ではありません。
コンクリートは一般的な駐車場の場合およそ10センチの深さで敷いていきますので、その分、庭を削らなければいけないことがほとんどです。これを「漉き取り」といいます。
漉き取りをすると当然ですが余る土が出ますので、残土処理の費用も掛かってきます。
漉き取りが終わると、駐車場の形に型枠を組んでいきます。型枠はコンクリートの入れ物になる枠です。
カーポートを設置する場合には、漉き取りの後や型枠を組んだ後にカーポートを組み立てていきます。
型枠の中には栗石と呼ばれるコンクリートの下地となる石を敷き詰め、ワイヤーメッシュと呼ばれる鉄筋で作った枠を敷いていきます。
ワイヤーメッシュは狭い範囲でのコンクリート工事では敷かないことが多いのですが、駐車場の広さにコンクリートを打つ場合には敷いた方が良いと言われています。ワイヤーメッシュを敷くことでコンクリートの強度が上がります。
コンクリートの打設にポンプ車を利用する場合にはその値段も必要になります。ポンプ車は1台あたりおよそ3万円から5万円の費用となります。
生コン者やコンクリートポンプ車が停まれる場所から、駐車場を作りたい場所が遠い場合には配管を繋いでコンクリートを入れていきますので配管代が別途必要になります。
コンクリートを打設し終えたら、左官職人が平らにならしていきます。そして、2日から3日ほど養生期間を置きます。
養生期間はコンクリートを固めるための大切な期間です。冬場の低温時はコンクリートが固まりにくいので養生期間を長めにとることもあります。養生期間が終わり型枠を外したら完成となります。
駐車スペースのコンクリートにデザインを施した「デザインコンクリート」も人気で、この場合、通常のコンクリート打設工事に10万円から50万程度のプラスの値段がかかります。
駐車場に照明器具を設置する場合、電気工事も必要になります。家の庭に電源が出ていない場合、宅内から外に電源を出さなければいけませんので、配線工事に5万円から10万円程度必要になります。
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