一軒まるごと塗装リフォームの内容と気になるお値段は?
外壁リフォームのタイミング
家の外壁は新築からおおよそ10年で塗装の時期を迎えます。
外壁や屋根の塗装は美観を保つだけのものではありません。外壁や屋根を風雨や強い日射から守る役目も持っています。
10年というのはあくまでも目安で、家の立地によってはそれよりも早く塗装の時期を迎えることもあります。
塗装の時期を迎えたかどうか簡単にチェックできる方法は、外壁を指でなぞってみて指先に白いものがつくかどうかという方法です。
塗料を守る塗膜が剥がれて白い粉が浮いて出た状態で、チョーキング現象と言います。チョーキング現象が出たら塗り替え時ですが、もちろん、チョーキング以前に塗装をしてもかまいません。
外壁リフォームのお値段
外壁と屋根の塗装は同時に行う方が値段が安く済みます。その理由は、どちらを塗装する時にも「足場組」が必要になるからです。
足場組は戸建て住宅でおよそ10万円から20万円の費用がかかります。屋根と外壁の塗装では同じ足場を組みますので、同時に塗装をする場合には足場組の費用が一回で済むのです。
気になる値段は、外壁塗装だけでおよそ100万円程度です。屋根塗装が加わると150万円程度になります。
塗装の値段を大きく左右するのは、塗料の金額です。塗料にはウレタン塗料やシリコン塗料、フッ素塗料などランクがあります。
ランクが高くなるにつれ塗料の持つ年数が変わります。ウレタン塗料は最も安い塗料ですが、塗料が持つ期間はおよそ3年から5年程度です。
シリコン塗料は現在最も多く使われている外壁塗装の塗料で、値段と耐久年数のバランスが良い塗料です。シリコン塗料の耐久期間はおよそ6年から8年程度といわれています。
フッ素塗料は耐久に優れた塗料ですが、1平方メートル当たりの単価はシリコン塗料よりも高くなります。耐久年数は8年から10年程度といわれています。
塗料は多くの場合、下塗りと上塗りを2回の計3回塗っていきます。下塗りには塗料専用の下地材を塗ります。
塗料の付きと持ちを良くするためには欠かせない処理ですから、見積に下塗りの値段が入っているかどうかはきちんと確認してください。
外壁の塗装では見積もりに「コーキング処理」という項目が含まれることがあります。これは、外壁と外壁のつなぎ目のコーキングと言われる部分がひび割れている時に補修をするための項目です。
塗料の耐用年数が終わるころ、コーキングにもヒビが入り始めます。コーキングは塗装とセットで施工することが最も多く、ヒビ割れをそのままにしておけば雨漏りの直接的な原因になりますので、必ず施工してもらうようにしてください。
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