和室から洋室へのリフォーム・気になるお値段と内容とは
使わなくなった和室を洋室にリフォームしたい!どんな工事になる?気になる価格は?
和室から洋室へのリフォームは戸建て住宅だけでなく、マンションでも多い事例です。
和室は日本人にとって心が休まる部屋ですが、最近では畳の部屋を応接間として使うという考え方が無くなったため、不要と考える人が多くなっています。
和室から洋室へのリフォームでは、畳を撤去して、床材を貼り、天井や壁にクロスを貼って仕上げます。建具を交換することもあるので、その場合、壁を少しだけ壊しますので部屋の外側の壁の内装工事が必要になることもあります。
今の和室が「真壁」か「大壁」かを確認しましょう。30年以上前に建築された住宅の和室の多くは「真壁」仕上げになっています。
真壁とは、その部屋を構成する柱を見せる構造です。格式を重んじる和室では真壁が多く使われてきました。
洋室へのリフォームでは、真壁を大壁にするのか、真壁を真壁のままにするのかによって費用が変わってきます。
真壁をそのまま生かす
真壁をそのまま生かすには、柱と柱の間の壁にはベニヤ板を貼ってその上をクロスで仕上げます。
天井のクロスはどちらの仕上がりでも、基本的には上からベニヤ板を貼ってその上にクロスを貼って仕上げます。天井を解体したり、壁を解体したりすることはほとんどありませんので、電気工事は必要ないことが多いです。
しかし、照明器具を増やす場合や、紐で引っ張るタイプの照明器具をスイッチタイプに変える場合には配線工事が必要になります。
真壁から真壁へのリフォームの相場はおよそ35万円から40万円となります。
畳の撤去と処分費用、クロス下地の造作費用、内装工事費用が主に必要な費用となります。建具を変える場合、建具の商品代金も必要になってきます。
大壁に変えたい場合
大壁に変えたい場合はもう少し値段が高くなります。柱を隠すために、土台を木で組んで柱に打ち付け、その上に石膏ボードやベニヤ板で下地を作り、その上からクロスを貼るという仕上げです。
相場はおよそ50万円から70万円ほどになるでしょう。この他にも、押入れをクローゼットに変えるとプラス15万円程度かかります。マンションの上階の場合、畳を撤去する費用が戸建てよりも多くかかることもあります。
和室のリフォームにサッシの交換が含まれるとこちらもその分費用が追加になります。サッシの大きさを変えることもできないことはありませんが、その場合外壁も一部壊さなければならず、さらに工事代金だけで20万円程度追加が発生することになります。
全国のリフォーム会社が300社以上のタウンライフリフォーム
リフォームプランを無料で提案