マンションリフォームの目的と値段
マンションリフォームで快適に暮らす生活
マンションの質が向上し、全国的に需要が高まったのは1980年代後半から1990年代頃と言われています。
この時期に建てられたマンションがリフォームの時期を迎えています。
マンションを終の棲家とする人が増えた昨今、リフォームをして快適な空間づくりを考える人もまた増えてきました。
しかしマンションには戸建てと異なり様々な制約も出てきます。どこをリフォームしたいのか、それにはどのくらいの値段を出したら良いのか情報収集しながら進めていきましょう。
マンションは区分所有法で定められている「専有部分」と「共用部分」をハッキリとしておく必要があります。マンションリフォームは専有部分以外は勝手にリフォームをすることができないからです。
どうしても行うという場合は、管理組合に連絡して実際にできるのかどうか、書面で了解を得て実施しないと大変なことになります。
工事を行う際も管理組合を通して居住者や近隣住人への工事内容や工期などの連絡を行いましょう。
リビングのリフォーム
マンションリフォームで比較的要望が多いのがリビングや、隣接する和室をフローリングに変更して間仕切りをなくして欲しいというものです。
広いリビングを希望する場合、50万円から500万円の費用を出す人が多いようです。もちろん、築年数や状態によって値段は変わってきます。
特に床の音に対する配慮が必要で、管理規約で遮音等級が決められているマンションもあるので、それに従って床材を選ぶことになります。
工事で発生する音も騒音問題になりますので、工事方法も重要になってきます。
間取りの変更
間取りを変更する場合はマンションの構造によってお値段も違ってきます。
壁式コンクリートで間仕切り自体を撤去できない場合もあるので、事前に間取りを変更したい部屋の管理規約を読んでおくことも重要になってきます。
また床の段差や天井の高さの調整が必要になる場合は予算も多く掛かってしまいます。
下地を全て撤去するとなれば値段もさらに上がってくるので、業者と相談しながら専門家のアドバイスをもとに決めましょう。
間取り変更の平均は30万円から400万円のようですが、上質な素材を使用したいとなれば材料費が上がってきます。
水回りのリフォーム
また、キッチン、トイレ、バスルームなどの水回りのリフォームを行う場合、こちらの相場も10万円から300万円となっており、排水管の勾配と排気ダクトの経路に制約があるので移動させる際には経路の検討が必要になる場合もあります。
快適なリフォームを行うために様々な事例を参考にして、賢いリフォームを行いましょう。
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