理想の間取りにリフォーム、そのお値段
理想の間取りにはどのくらいの値段が掛かるのでしょうか
理想の間取りに辿り着くには、家を3回建ててみないと満足しないと言われています。
確かに自慢のマイホームを建て、これほど完璧な間取りは無いと思っていても住んでいるうちに生活スタイルが変化したり、自分の好みが変わったり、不都合が出てくるなど不便に思うことが出てきます。
中でも間取りはリフォームを行うだけで随分と快適になります。効率的に理想の間取りを手に入れるために、リフォームを検討してみましょう。
リフォームでは、どんな間取りでも変更できるというわけではありません。
一戸建ての構造に多いのは木造、鉄骨造です。木造だと軸組工法、ツーバイフォー工法、パネル工法などがあり、間取りを自由に変更しやすいのは軸組工法と在来工法です。壁で構造を支えている工法だと、間取り変更に制約が出てきます。
鉄骨造や鉄筋コンクリート造は比較的簡単に間取りを変更することができます。まずは自分の家がどのような工法であるかを確認してみましょう。
鉄筋コンクリートの場合はラーメン構造と壁式構造があり、ラーメン構造であれば比較的簡単に間取りを変えることが可能です。
しかしプロの業者に任せると構造上外せない柱や壁を活かした間取りも考えてくれますので、まずは相談してみましょう。
例えばリビングの隣にある和室をなくして広いリビングにしたいという場合の費用では、約40万円から400万円までという幅広い違いがあります。
またマンションの間取り変更は専有部分のみですが、マンション管理によってリフォームの細かな規定がある場合もあります。リフォームを行う前に規約を読み直すか、管理組合に相談してみる方が良いでしょう。
間取りは暮らしやすい快適さを左右する
間取りは部屋の区分という枠ではなく、暮らしやすい快適さを左右するラインです。壁一つで不満にも満足にも変わることもあります。
また小間切れだった間取りを全面的に見直してみるのも良いでしょう。これまで使いにくかったものを取り払い、何もかも無い状態にして間取りを作り直す、スケルトンリフォームを行うこともお勧めです。
家の中がスッキリすればまるで新居に移ったような気分を味わえます。
またリフォームを行う時には快適な間取りだと思っていても、何年経っても快適であるかどうかも考えることが必要です。暮らす人数が変わるかもしれませんし、暮らしている自分たちも歳を取っていきます。
そして元気でいる保証もありませんので、10年後20年後も快適で暮らしやすい間取りなのかどうか、プロのアドバイスを聞きながらしっかり考えていきましょう。
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