お風呂のリフォームにかかる値段は？
お風呂リフォームはどれくらい費用がかかる？
お風呂のリフォームは部分リフォームの中でも、キッチンに次いで人気のリフォームです。
既存のお風呂がどんなお風呂なのかによって値段は大きく違ってきます。既存のお風呂がユニットバスでではないお風呂なのか、ユニットバスなのか、という点が価格に影響してくるのです。
ユニットバスとは、工場でお風呂の空間を組み立てているお風呂のことです。施工が簡単で気密性が高く保温性に優れていることから、最近ではマンションやアパートだけでなく、一般家庭でもユニットバスが採用されることがほとんどです。
しかし、ユニットバスが新築住宅の主流になってきたのはおよそ25年ほど前からで、それ以前に建築された住宅は在来工法のお風呂が多くなっています。
在来工法のお風呂の壁にはタイルが使われていることが多く、リフォームの際にはこのタイルを剥がして規格サイズのユニットバスが入るように土台を作らなければいけませんので、リフォームの値段は高くなります。
解体工事からユニットバスの商品代、設置費用と電気工事、水道工事までを含めると相場はおよそ50万円から100万円となります。
また、壁を壊さないとユニットバスのパネルや浴槽が入らないこともありますので、入り口の壁を壊すことがあります。この付帯工事が必要な場合は、工事代金にさらに15万円程度上乗せされていきます。
ユニットバスの規格
ユニットバスには1216や1616という規格サイズがあります。ユニットバスの価格を大きく左右するのは、サイズと水栓金具などのパーツです。
メーカーによって同じサイズのユニットバスでも価格差があるので、各メーカーで見積もりを取って検討することが大切です。
ユニットバスの設置に伴って、給湯器をリニューアルする場合にも、その費用は別に掛かってきます。
よくあるケースは、ユニットバスの購入を機会に給湯器をエコキュートやエコジョーズなど、省エネタイプの商品に変えるというものです。電気代やガス代の大きな節約になりますが、初期投資は大きいことを覚えておきましょう。
ユニットバスからユニットバスへの交換の相場
ユニットバスからユニットバスへの交換の相場はおおよそ20万円から50万円となります。
解体費用は在来工法からのリフォームよりはかかりませんが、既存のユニットバスを解体する費用はかかります。
ユニットバスリフォームの費用を抑えるためには、付帯工事を省略することはできませんから、基本的には商品代で値段を落としていくと良いでしょう。
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